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【行事案内】2024/10/31開催 第20回臨床物語学研究会

10月開催の研究会についてのご案内です。

臨床物語学研究センターでは、現代に生きる私たちの心を支える物語を見出し、そのような物語の力をみなさまと探求するために、臨床物語学研究会を行っています。

第20回臨床物語学研究会チラシ____page-0001.jpg◆日時:2024年10月31日(木)18:00-19:30   

◆会場:京都文教大学常照館2階 J217 ダンス療法室

◆タイトル:
マンガ『 錬金術師』に表現される大地に降り立つということ
   ~分離・神なる力の放棄・新しい器の獲得過程から~
大人気マンガ『鋼の錬金術師』は体を取り戻すという身体性のテーマをもとに物語は進む。
身体を取り戻すテーマと並行した潜在的テーマとして、「生まれるということ」「大地に降り立つということ」も浮かび上がる。
自身を抱えてくれる器無き世界で、神なるところを目指し・神なる力を得てしまったエルリック兄弟は、心的にはまだ生まれていなかったのではないか。
そこからいかにしてこの世に降り立つことができたのか、そしてそのために必要であったことは何か。神なる力の放棄と抱えてくれる器の獲得、そしてこの世への着地のプロセスについて考えてみたいと思います。

◆発表者:倉西 宏先生(本学臨床心理学科准教授)

◆対 象:学生、教職員、研究者など(ご興味がある方はどなたでも)

◆参加費、申し込みともに不要です。

◆お問い合わせ:京都文教大学研究支援オフィス メール:kyoumu2@po.kbu.ac.jp