7月に開催されるセンター主催イベントについてのお知らせです。

タイトル：中国古典劇にみる物語と人間ドラマー元雑劇の魅力に迫る

元演劇とは？
　中国古典劇の元祖「元雑劇」、それは今から 700 年あまり昔、モンゴル王朝の元の
時代に盛んに作られ、まちの盛り場などで演じられてきました。オペラやミュージカ
ルのような、せりふ・うた・しぐさで構成される娯楽色の強いお芝居です。
　血沸き肉躍る歴史物語やヒーローもの、美女とイケメンの恋物語、不倫騒動の顛末、
えん罪を晴らすスカッとするお裁き、ほっこりする家族愛の物語など、みんなが大好
きなストーリー満載の元雑劇作品。
　今回はその数ある魅力的な物語の一端を紹介していきます。

　　　　　　プログラム
●基調講演
「人間ドラマの宝庫、元雑劇作品の世界観」
　後藤 裕也 先生（目白大学外国語学部 准教授）

●パネル・ディスカッション
　話題提供１　「兄弟の絆 ～『虎頭牌』劇に見える女真族の世界～」
　　　　　　　　西川 芳樹 先生 （関西大学・福井県立大学・大手前大学・大阪公立大学 非常勤講師）
　話題提供２　「酒と仏と男と女 ～仏教劇『忍字記』『東坡夢』と才子佳人劇『瀟湘雨』『鴛鴦被』の物語～」
　　　　　　　　林 雅清（本学こども教育学部 准教授・臨床物語学研究センター所員）

●パネラー
　後藤 裕也 先生・平尾和之(本学臨床心理学部教授・臨床物語学研究センター長）

●フロア・ディスカッション
　司会：林 雅清

日　時　：2023年7月1日（土）13:00-15:00
会　場　：京都文教大学　弘誓館G102教室
入　場　：無料
申　込　：不要

お問い合わせ先：京都文教大学研究支援オフィス
　　　　メール： kyoumu2@po.kbu.ac.jp
　　　　　電話：0774-25-2494