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【行事案内】2023/5/30開催 第11回臨床物語学研究会

5月開催の研究会についてのご案内です。

臨床物語学研究センターでは、みなさまと「物語」について探求する場を創るべく、臨床物語学研究会を行っています。
現在においては、とりわけ、コロナ状況を生きる私たちの心を支える物語を見出し、そのような物語の力を探求するために、コロナとともに*心を支える物語プロジェクトを推進しています。

新年度一発目となる今回の研究会では、平尾和之センター長にご発表いただきます。

第11回研究会チラシJPEG画像.jpg

日 時:2023年5月30日(火)18:00~19:30

会 場:京都文教大学 常照館2階 J217教室

タイトル:夢を生きる:村上春樹『街とその不確かな壁』
村上春樹の心の深いところから紡ぎ出された物語は、現実と非現実、生と死、そして自と他を隔てる不確かな壁を抜けて、私たちの魂に語りかけてきます。
あなたはどちら側の世界で生きますか? あなたをこちら側の世界につなぎとめているものは何ですか? 果たして私たちは夢を生きることができるのでしょうか?
今回は、村上春樹の新作『街とその不確かな壁』を味わいながら、私たちの心の臨床について、みなさんと語り合いたいと思います。

話題提供 平尾和之(臨床物語学研究センター長)

対 象:学生、教職員、研究者など(ご興味がある方はどなたでも)

参加費、申し込みともに不要です。

当日に向けて、お時間のある方は、『街とその不確かな壁』や村上春樹作品を読んで来ていただくと、より深く味わえるかと思います。

よろしくお願いいたします。