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【行事案内】2022/9/14開催 第7回臨床物語学研究会

9月開催の研究会についてのご案内です。

臨床物語学研究センターでは、みなさまと「物語」について探求する場を創るべく、臨床物語学研究会を行っています。
現在においては、とりわけ、コロナ状況を生きる私たちの心を支える物語を見出し、そのような物語の力を探求するために、コロナとともに*心を支える物語プロジェクトを推進しています。

今回の研究会では、昨年度、「日本昔話の臨床心理学研究序説ー『日本昔話大成』に描かれた「狂」を中心に」で、博士(臨床心理学)の学位を取得された、芝田和果先生にご発表いただきます。

臨床物語学研究会_第7回.jpg第7回臨床物語学研究会

日時:9月14日(水)18:00-19:30 
会場:京都文教大学 常照館217教室

研究素材としての昔話 〜起源・機能・実践〜
講師:芝田和果先生(
滋賀県立総合病院精神科、 臨床心理士・公認心理師、 博士(臨床心理学)
要旨:古くから語り継がれてきた「物語」としての昔話は、どのような目的で作られ、どのような機能を果たしてきたのだろうか。
人間が昔話をもって語ろうとしてきた事柄について、昔話の起源や機能に関する昔話研究の諸説から探っていく。
また、昔話を心理臨床に用いるための方法論として「網羅的アプローチ」を紹介し、『瓜子織姫』を例に挙げてアマノジャクの諸特徴から浮かびあがるそのイメージ、『瓜子織姫』で語ろうとしてきたこと、恐怖対象との日本的な折り合いのつけ方のヒントについて、それぞれ考えてみたい。

対 象:学生、教職員、研究者など(ご興味がある方はどなたでも)

参加無料、申し込み不要ですが、新型コロナ感染症対策として、入口にて、検温、手指消毒、参加者氏名チェックを実施いたします。
なお、コロナ感染拡大状況により、オンライン開催とさせていただく場合がございます。その際には前日までに、臨床物語学研究センターホームページにてお知らせいたします。あらかじめご了承下さい。


みなさまのご参加を心よりお待ちしています。