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【行事案内】2022年7月6日開催 「境界性の図像-九相図に表現される、あわい-」

7月に開催されるイベントのお知らせです。
今回のイベントは、京都文教大学グリーフケアトポス「Co*はこ」様の協力のもと開催いたします。

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■ タイトル  「境界性の図像-九相図に表現される、あわい-」
「九相図(くそうず)」とは仏教絵画において伝わるもので、屋外におかれた死体が時と共に朽ちていく様子を九段階にわけて描いたものです。修行僧が不浄な肉体への執着を捨てて煩悩を払い、この世の無常を学ぶためのものとして描かれたとされています。
経典などの文字情報だけでは伝わらない、イメージや物語性の高い絵画表現において、死生観や宗教性、聖なるものと俗なるものへのまなざしが九相図を通して表現されてきました。
このたびは『九相図をよむ― 朽ちてゆく死体の美術史』(KADOKAWA、2015 年)などの著書があり、九相図研究の第一人者として知られる山本聡美先生をお招きし、現代に生きる私たちが九相図を通して何を感じ、そこに表現される生と死はもちろん、自他、聖俗、男女といった多様なる境界性について、思索する時間を設けたいと思います。

■ 日時     2022年7月6日(水)13:00~14:30

■ 場所     京都文教大学  弘誓館G102教室 

■ 基調講演   山本 聡美先生(早稲田大学文学学術院教授)

■ シンポジスト 平岡 聡先生(京都文教大学臨床心理学部教授)

■ 司会・コーディネーター 倉西 宏(京都文教大学臨床心理学部准教授、京都文教大学グリーフケアトポス「Co*はこ」代表)

■ 入場    無料

■ 申し込み  新型コロナウイルス対応のため、こちらのURLより事前申込みのご協力をお願いいたします。※申込み無しで当日お越しいただくことも問題ございません。その際には受付でご氏名・ご連絡先をお教えいただきます。

  https://forms.gle/j5tSDvVAhTfe9cq16
 ※新型コロナウイルス感染症対策(検温・手指消毒・マスク着用・参加者チェック)を行いますのでご協力をお願いします。

※発熱等の症状がある場合は、参加をお控え下さい。

■ お問い合わせ  研究支援オフィス(Tel:0774-25-2494、email:kyoumu2@po.kbu.ac.jp)

みなさまのご来場を心からお待ちしております。