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【行事案内】2022/3/23開催 第4回臨床物語学研究会

3月に開催のイベントについてのご案内です。
京都文教大学常照館217教室での対面開催を予定していますが、コロナとともに*続けられるよう、前回のオンライン開催に引き続き、今回はハイフレックス形式にも挑戦いたします。

臨床物語学研究センターでは、センタースタッフに加え、みなさんと「物語」について探求する場を創るべく、臨床物語学研究会を行っています。
現在においては、とりわけ、コロナ状況を生きる私たちの心を支える物語を見出し、そのような物語の力を探求するために、コロナとともに*心を支える物語プロジェクトを推進しています。
そこで、今年度の臨床物語学研究会では、コロナとともに*心を支える物語をテーマとして、『風の谷のナウシカ』(映画版・漫画版)を味わいながら、みなさんと語り合いたいと思います。
私達はいま、「腐海」を生きるナウシカたちのように、マスクを手放せない日々を過ごしています。宮崎駿監督が12年の歳月をかけて、心の深みから紡ぎ出したこの豊かな物語には、私達がこのコロナ状況を生きていくための、さまざまなヒントが秘められています
みなさんとご一緒にこの世界を探求していきたいと思います。ぜひご参加下さい。

ナウシカ4(HP用).jpg第4回臨床物語学研究会
コロナとともに*心を支える物語

日時:3月23日(水)18:00-19:30
会場:会場参加の場合 京都文教大学常照館217教室
    オンライン参加の場合 こちらからご参加ください
   Zoom ID: 826 0712 8825 パスコード: monogatari(ハイフレックス形式)

少女ナウシカにとっての『風の谷のナウシカ』
話題提供:南波英和先生(臨床心理士)

『風の谷のナウシカ』は、これまで見てきたように、豊かな奥行きと広がり、そして深さをはらんだ物語です。
しかし、その壮大さゆえに、一人の少女としてのナウシカの存在が見えにくくなってしまうこともあるのでは、と感じています。
ここで、あらためて主人公であるナウシカに注目し、彼女がどんな存在で、彼女にとってあの物語がどんな意味をもっていたのか......
参加するみなさんと味わえたら、と考えています。

対 象:学生、教職員、研究者など(ご興味がある方はどなたでも)
参加費、申し込み、ともに不要です。

当日に向けて、お時間のある方は、『風の谷のナウシカ』を観て、読んで来ていただくと、より深く味わえるかと思います。

よろしくお願いいたします。