11月に開催される第2回臨床物語学研究会のご案内です。

　臨床物語学研究センターでは、この度、センタースタッフに加え、みなさんと「物語」について探究する場を創るべく、臨床物語学研究会を始めることにいたしました。

　現在においては、とりわけ、コロナ状況を生きる私たちの心を支える物語を見出し、そのような物語の力を探究するために、コロナとともに＊心を支える物語プロジェクトを推進したいと思っています。

　そこで、第2回臨床物語学研究会でも、第1回研究会に引き続き、コロナとともに＊心を支える物語をテーマとし、『風の谷のナウシカ』（映画版、漫画版）を味わいながら、みなさんと語り合いたいと思います。

　私たちはいま、「腐海」を生きるナウシカたちのように、マスクを手放せない日々を過ごしています。宮崎駿監督が12年の歳月をかけて、心の深みから紡ぎ出したこの豊かな物語には、私たちがこのコロナ状況を生きていくための、さまざまなヒントが秘められています。

　みなさんとご一緒にこの世界を探究していきたいと思います。ぜひご参加下さい。

日　時：2021年11月17日（水）18：00～19：30

会　場：京都文教大学　常照館2階　J217教室

テーマ：コロナとともに＊心を支える物語―風の谷のナウシカ

話題提供　平尾和之（臨床物語学研究センター長）

対　象：学生、教職員、研究者など（ご興味がある方はどなたでも）

参加無料、申し込み不要ですが、新型コロナ感染症対策として、入口にて、検温、手指消毒、参加者氏名チェックを実施いたします。あらかじめご了承下さい。

当日に向けて、お時間のある方は、『風の谷のナウシカ』を観て、読んで来ていただくと、より深く味わえるかと思います。

よろしくお願いいたします。