研究関連TOPICS

2021.04.13

ともいき研究推進センター・こども教育学部共催「ともいき学術フォーラム#3」を開催しました。

 

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1月20日(水)に実施された2020年度3回目のともいき学術フォーラムは、年度末でご退職される寺田博幸先生(こども教育学部・教授)の最終講義「地域,宇治市,大学が紡ぐ子どもの未来」―子どもの自己肯定感を育む子育て支援プロジェクト&つながりひろば」として開催しました。

  第1部では、先生が取り組んでおられる子育て支援プロジェクトに参加経験のある2~4回生(小学校教員養成コース)も登壇して、活動の様子を写真で振り返りながら活動で得た学びや感想を順々に発表しました。

  第2部では、先生ご自身が経験された友人や教え子たちとのエピソードから、相手を深く理解して本音を受けとめられるような信頼を築くことがいかに大切か熱く語られました。「人が生きるということは、支えられ助けられるということ。人が生きるということは、支え助けるということ。」目の前の人々に真摯に向き合ってこられた先生だからこそ一つひとつの言葉が力強く、心に響きました。指導を受けた学生が教育者になっても、先生の思いは受け継がれていくことと確信しています。

2021.04.13

ともいき研究推進センター主催「ともいき学術フォーラム#2」を開催しました。

12月16日(水)に実施された「ともいき学術フォーラム#2」では、2020年度4月に着任された3名の先生にご登場いただき、自己紹介も兼ねてご自身の研究について語っていただきました。

井上嘉孝先生(臨床心理学部 准教授)は、心理学的課題を深層心理学的な観点から検討し、怪物イメージに投映された精神史・現代意識論等を研究され、患者の夢の中に出現した吸血鬼は、深層心理にある問題の起点や心の動きの原点となったことを論じられました。

中橋 葵先生(こども教育学部 講師)は、幼小接続期の数量・図形の認識発達と算数教育の適切な援助や指導について研究され、見た瞬間に数量がわかる「サビタイジング」ができるのは、幼児期での体験が影響し、就学後の算数の理解にも影響することを詳しく解説されました。

カラヴァシレヴ・ヤニ先生(総合社会学部 講師)は、高度人材採用と直接投資を中心に、日本企業の海外活動とメディア報道に関する実証研究を行われており、海外でのジョブフェアにおいて、どの企業ブースが求職者へのイメージ効果が高くなり、その企業で働く意欲が高くなるのか国際的なデータで検証されました。

オンラインでの開催でしたが、20分お話いただいた後、10分程度のディスカッションを挟み、異なる研究領域の研究者の発表を通じた交流により、新たな刺激を受け本学の研究活動の活性化に向けた良き機会となりました。

2021.02.15

橋本祥夫准教授の科研費による研究が世界的な学術ジャーナル"The Impact"に掲載されました。

こども教育学部、橋本祥夫准教授の科学研究費助成事業【基盤研究(C)】による研究プロジェクト「総合的な学習の副読本作成による地域協働型教材開発と評価・改善に関する実証的研究」の研究内容が、英国のScience Impact社が出版するImpactに掲載されました。本研究課題の目標は、宇治市教育委員会との共同研究により、宇治市内の全小中学校で使用する総合的な学習「宇治学」の副読本を作成し、授業実践の評価・改善を図ることにあります。授業を通しての学習効果を、学校、児童生徒を対象にした質問紙により質的・量的に測定、分析しました。

本研究により、地域社会の一員としての自覚を持ち、主体的、協働的、実践的態度を養うことが可能な「地域協働型学習モデル」を提示しました。こうした教育は、日本のみならず、グローバルな視点から世界各国で必要とされる教育です。これらの成果が注目されることとなり、Impactにその研究概要が掲載されました。

Science Impact社が出版するImpactは印刷版とデジタル版があり、世界のおよそ3万5000人の読者に向け配布され、世界の大学、研究機関、国および地域の資金提供機関、政府、民間および公共部門の主要な研究資金配分元において読まれます。当出版物は、世界最大規模のオンライン学術情報DBであるIngenta Connect(インジェンタ・コネクト:月150万アクセスがあり、3万の学術研究・産業図書館にて利用されています。)上でオープンアクセスのかたちで提供されています。

2020.09.30

「ともいき学術フォーラム#1」を開催しました。

令和2年度第1回目のともいき学術フォーラムを9月30日(水)に開催しました。講師として今年度本学に着任された筒井義郎先生(総合社会学部・教授)をお迎えし、「COVID-19 と経済学」というテーマでご講演いただきました。先生は行動経済学、金融を主な研究分野とされており、昨年度からは日本とイスラエルとの共同研究を「メガリスクに立ち向かうには」というテーマで取り掛かろうとされていました。しかし丁度その時期に新型コロナウイルス感染が世界中に広がったため研究対象をコロナ感染に関する事象と設定し、大規模アンケート調査を軸として現在精力的に活動されています。

行動経済学とは人間は必ずしも合理的な行動をするわけでないという考えに則って発展した学問なのですが、身近な例を挙げて様々な視点からの分析を紹介される様子に参加者は興味深く聞き入っていました。終了後「日頃触れる機会の少ない分野のお話を聞き、研究の視点や研究手法の点等から改めて自分の研究を考える時間となり、刺激を受けました」などの声が寄せられ、今後の研究活性化を予感させる機会となりました。