お知らせ

人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」本格運用が開始されました

 7.30にご案内いたしました、「JDCat「人文学・社会科学総合データカタログ(Japan Data Catalog for the Humanities and Social Sciences)」が11.16より本格運用が開始されました。

 人文学・社会科学分野のデータは、人間の営みや社会事象を捉えた記録の一種であって、学術研究はもとより、客観的な証拠に基づく政策立案をはじめとした、社会の様々な意思決定においても活用されています。これらのデータには、社会調査の個票データや公的統計の統計表、歴史資料のテキスト、画像データなど様々なものがあります。海外では、そうしたデータを公開し、広く社会と共有するための基盤の整備が積極的に進められています。

 日本学術振興会(JSPS)とNII(国立情報学研究所)は、本格運用に先行して、4つの研究機関(大阪商業大学JGSS研究センター、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所パネルデータ設計・分析センター、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター、一橋大学経済研究所)の社会科学分野のデータを横断的に検索できるシステムとして、2021年7月にJDCatを公開しました。2021年11月16日(火)からは東京大学史料編纂所の人文学分野のデータを追加し、人文学・社会科学分野のデータ横断検索システムとして本格的な運用が開始されました。