地域連携&イベント
「あそびの広場」だより(2026年5月27日更新)
今回は、「でんでん太鼓」についてのお話しです。
でんでん太鼓は、赤ちゃんをあやす昔ながらの玩具です。
柄のついた太鼓で、太鼓の両側から伸びた紐の先に玉がついていて、それが太鼓を叩き音がなります。
あそびの広場にも、木製の赤色の柄で、太鼓が紙で作られたものがあります。
この使い込まれたおもちゃは、あそびの広場で出番の多いひとつ玩具のひとです。
先日も、初めて来てくださったお母さんから「わぁ懐かしい」と声があがりました。
さっそくお母さんが柄を回転させると、コンコンコンと音が鳴ります。赤ちゃんは玉(音のする方)を目で追い、手を伸ばして、でんでん太鼓を取ろうとします。微笑ましい一場面です。
ここで、お母さんからでんでん太鼓を受け取った赤ちゃん。おやおや、お母さんとはちょっと違う遊び方をします。
柄を口に含んでなめなめしたり、小さな手でギュッとニギニギ、床にブンブン打ちつけたりして遊びます。
ふふふ、遊び方は自由ですね。
ところで、「でんでん太鼓」は、奈良時代に中国を経由して日本に伝わった「振鼓」がもとになっているそうです。
江戸時代には庶民にも広まり、子どもの玩具として親しまれるようになりました。
また、「裏表のない素直で円満な人に育ってほしい」という願いを込めた縁起物としての意味もあるとのこと。
さらに世界に目を向けると、アジアだけでなく中南米やアフリカにも似た玩具が存在し、地域ごとに素材や音色もさまざまだそうです。
時代や地域が違っても、音に耳を澄ませたり、手に取って確かめたりしながら、大人と子どもが一緒に遊ぶ姿は、どこか共通しているのかもしれません。
最後までお読みくださりありがとうございます。
暑い日も増えてきました。みなさま、どうぞ水分補給をしながら、元気にお過ごしください。