地域連携&イベント
「あそびの広場」だより(2025年10月31日更新)
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋あそびの広場です。
ようやく猛暑がおさまってきたかと思ったら、急に寒い日が続くようになってきました。
皆様体調を崩されていないでしょうか。
特に朝晩の寒暖差が激しくて、「子どもに何を着せていいかわからない」と仰る保護者様の声をよく聞くようになりました。
私の小学生の息子は、上着を着ていくように言うと「大丈夫大丈夫」と薄着で出かけ、「寒かったー」と帰ってきます。
さて、秋も深まるこの時期、育休中のおとうさんおかあさんたちは復職に向けて少しずつ動き出しています。
10月は来年度の保育園の希望申請を提出されたのではないかと思います。
復職については、早く復職して自分の時間がほしい、という方もいらっしゃる一方、ずっと子どもと一緒にいたいのに泣く泣く復職します、という方もいらっしゃると思います。
育休については企業によって概ね1年、場合によっては延長できる期間が決められているものの、満期とるのは難しい場合も多いです。
なぜなら保育園の募集の時期が決まっているため、また、0歳で入るのと1歳で入るのとでは希望の保育園に入れる倍率が変わってくるため(0歳の方が入りやすい)、どうしても親御さんの意向よりも社会のシステムに合わせて時期を決めることになり、意に沿わない時期での分離となる可能性があります。
また、復職した後についても、会社によって待遇はさまざまで、時短勤務など、子育てについての制度が整っているところもあれば、制度自体はあるものの実際に使うことにハードルがある場合もあります。
どういうふうに子育てをするか、どういうふうに働くか、悩ましく思う親御さんも多いと思います。
そして実際制度が整っているとしても、両立して生活をしていくことに不安を感じる親御さんもまた多いと思います。
おそらく社会的に、今が過渡期なのでしょう。
実際、育児・介護休業法が改正され、2025年4月から段階的に施行されており、育児のしやすい環境が整えられつつあります。
私がスタッフとして広場に来た4年前に比べて男性の育児休暇はとても増えました。
きっと年を追うごとにどんどん子育て環境は良くなるのではないでしょうか。
今は女性がキャリアと子育てを両立するには、まだまだ親御さんたちの負担が大きいところがありますが、いつか、どんな選択をしても皆が自分らしく生き生きと人生を楽しめるような、そんな社会になるといいなと思います。