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「あそびの広場」だより(2025年10月10日更新)
こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋あそびの広場です。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋あそびの広場です。
猛暑だった日々も、いつの間にかすっかり秋に替わりました。
綺麗なお月さまを眺めながら、疲れ気味の体と心を癒したいものですね。
とはいえ、近頃の自然環境はとても不安定で、いつ何が起こるか分かりません。
防災に関して日頃からの備えが大切といわれていますが、みなさんは何かしていらっしゃいますか?
幼いお子さんのいるご家庭は、災害時の避難などは段違いの大変さがあると思います。
今回は減災のために出来ることや、もしも被災された場合の対処法などについてお伝えしたいと思います。まず、災害が起こる前に出来る事として、家の家具の配置の見直しや固定、防災マップや防災グッズの用意、水や食料の備蓄は知られていますが、さらに自分の住む地域にどんな助産所があるのか調べておくと安心です。
京都は助産所の数が、全国でも東京に次ぐ第2位とのことですので心強い気がします。
また、日頃からママ友や保育園など地域とのつながりを作ることは災害時の助け合いのベースになりますので、顔見知りになっておくことは大切ですね。
通常の防災バック以外にも乳児の場合は母子手帳や健康保険証(大切なページはクラウドに)、おむつやおしりふき、ミルクセット、離乳食、着替えや防寒具やおもちゃなど考え出したらキリがありませんが、もし余裕があれば、さらし(替えのおむつ・三角巾・防災服)や紙コップ(哺乳瓶の代わり)、ビニール袋などが様々な代用品になるようです。
特に、使い慣れたおもちゃやぬいぐるみ、絵本やお絵描き道具などは、子どもの心を守るのに役立ちます。"いつもと同じ"ということが奪われてしまうのが災害ですが、いつものおもちゃの匂いや温もりが子どもを支え、あそびを通してストレスを発散することを助けます。
また、このような時だからこそ人に助けを求めることも大切です。
「助けて」や、必要であれば「貸して」と言えることがとても大切になります。
さらに、災害時は大人も不安定になります。
保護者自身も自分のケアをすることが、子どものケアにつながりますので、我慢せずに自分をいたわりましょう。
たとえば簡単に出来るセルフケアとして、*大きく深呼吸をする(吐く息に集中)*周囲を見回す(脳幹という脳の部分に働きかけ、自律神経を落ち着かせます)*グーパーを繰り返す(手先、足先も脳幹につながっており、動かすと落ち着く)*セルフタッチ=手あて バタフライハグ(自分自身をハグする、赤ちゃんをトントンするように左右交互に軽くタッチすると落ち着く)などです。子どもにとっては親がそばにいることが一番の安心であり、心のケアとなります。もちろん災害が起きないことがいちばんですが、もしもの時にはお互いを思いやり、助け合えるようでありたいと願います。