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「あそびの広場」だより(2025年9月2日更新)

こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋あそびの広場です。
今年も暑い夏でしたね。
息子に「ママが子どもの頃は、夏は暑いと言っても30度前後だった」と話しながら、
息子が大人になった時には、もしかしたら息子の子どもに「パパが子どもの頃は、夏は暑いと言っても40度を超える日はあまりなくて、まだなんとか外出ができた」なんて話しているのではないかと想像してしまいました。
まだまだ残暑続きますが、皆様体調を崩されませんように。

さて、この春からNHKの朝の連続テレビ小説でやっている「あんぱん」ですが、この夏かかさず見ていました。
広場でもお子さんたちに根強い人気のアンパンマンの作者、やなせたかしさんのお話です。
どこまでが史実に基づいていて、どこからがフィクションなのかはわからないのですが、やなせさんの温かく穏やかなお人柄が表れていて、自然とひきこまれています。
昔、何かの記事で読んだのですが、アンパンマンはバイキンマンが悪いことをしても、「おまえは悪いやつだ!」とか「死んでしまえ!」とか決して言いません。
代わりに「バイキンマン、いたずらはやめるんだ!」「そんなことをしたらだめだ!」と言うのです。(まぁ最後はアンパンチやアンキックで暴力に訴えるわけですが、そこはアニメということでご愛嬌 (^^;))
アンパンマンはバイキンマンの行動をダメだと言うけれど、バイキンマンの存在をダメと言わないのです。
これを知った時に、とても感心しました。
勧善懲悪の子どものアニメなら、「悪いことをしたらわるもん」「悪者を正すのはいいもん」と分類されそうなのに、アンパンマンの世界では決して分けられることがない。
悪いことをしても仲間のひとりと位置付けられているってすごくないですか?
人間は皆、善も悪も両方持っているものだから、アンパンマンもバイキンマンも仲間なのです。
だからこそ、アンパンマンだけでなく、バイキンマンのファンの子もたくさんいるんでしょうね。

子育てをしていると、子どもを叱る場面がたくさんありますね。
人格を否定せず行動を正す。
子どもを叱る場面でどんな言葉を使っていますか?
思ってもいないことを口走ってはいませんか?
少し立ち止まって振り返ってみてもいいかもしれません。

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