地域連携&イベント
「あそびの広場」だより(2025年8月7日更新)
こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋、あそびの広場です。
連日の猛暑はまだしばらく続きそうですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
温暖化の影響でお米や野菜、果物の生育や海産物の不漁も心配ですね。食べ物は日々の生活に直結しているので不安になりやすいですが、これからも皆の知恵と工夫でなんとか乗り越えていきたいですよね・・。
ところで、みなさんは「赤ちゃんの頭の匂いが人類の癒しに?」と、先日某新聞で記事になっていたのをご存じでしょうか?
生後6週間までの赤ちゃんの頭からは、「心地よい」と感じられる匂いがして、ノナナールというフローラル系の成分が、脳の"報酬系"を刺激するそうなのです。言葉を持たない赤ちゃんは、親たちに優しいコミュニケーションを促す手段として放出している可能性があるというのです。
神戸大発のベンチャー企業が、生まれたての赤ちゃんの頭から立ち上る「いい匂い」を科学的に分析し、香水「Poupon pure」プポンピュアとして商品化しました。
フローラルと果物系の香りがバランスよく交わり、温かみやさわやかさが感じられるものの、主張しすぎないのが特徴で、ずっと嗅いでいたいと感じたり、懐かしい気持ちになったり、リラックスできるのだそうです。
開発された尾崎名誉教授は、もともと昆虫(特にアリ)のフェロモン研究をしていた生物学者ですが、児童虐待事件が後を絶たないことに心を痛め、「言葉を持つ人間でも子育てはしんどい。
言葉の代わりに匂いを使うアリたちから学んだことを人間社会に役立てたい」と大学を退職後に一念発起して、研究をスタートしたそうです。
育児中の親が、赤ちゃんの頭の匂いを無意識に嗅いでいることにヒントを得て、「癒しの成分があるのでは」と仮説を立てたそうです。
生まれたての赤ちゃんは泣いてばかりで、親はイライラさせられるものですが、赤ちゃん自身が放つ香りによって癒され、親の心を守っているとしたら、からだの持つ神秘の力に驚かされます。
もちろん、子育て中でない人にも効果があり、ストレスの多い現代人にとって、赤ちゃんの香りが癒しを与えてくれるとしたら・・。
なんだかとても素敵なことではないでしょうか。