地域連携&イベント
「あそびの広場」だより(2025年7月4日更新)
こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋あそびの広場です。
梅雨入りの知らせが届いたと思ったら、急に夏が来たような暑さの日が続き、あっというまに梅雨明けしてしまいました。
皆様体調など崩されていないでしょうか。
あそびの広場は、4月になってしばらく利用される方の人数も落ち着いていましたが、だんだんとまた新しい方が来てくださるようになり、少しずつにぎやかさを取り戻しています。
広場にある本棚の上に、離乳食の本が置いてあるのを知っていますか?
これから離乳食を始める時、離乳食の段階が変わる時、離乳食がワンパターンになってしまっている時、手にとって眺めてくださっている方もいらっしゃいますね。
そこに今月、新しい本をちょっと置いてみることにしました。
ヨシタケシンスケさんの『あんなにあんなに』という絵本です。
小さな子どもを育てていると、毎日毎日がハプニングの連続で、厄介なことやため息をつきたくなるようなことがたくさんありますよね。
私自身も子どもが小さな頃は、「平穏な日が一日もない!」と思っていました。
心休まる時はなく、イライラしたり自己嫌悪の連続だったように思います。
だけど、子どもが少し大きくなって、少しずつ手が離れてきた今、振り返るとあの頃のあれやこれやが愛おしく懐かしく思い出されます。
当時「今が一番いい時間よ」と周りの人にいくら言われても、素直にそう思えなかったのに。
親が子どもと一緒に過ごせるのは20年そこそこです。
一緒に遊べるのはそのうち10年くらい。
一緒に寝るのはあと何年?
一緒に絵本を読むのは?
抱っこするのは?手をつなぐのはあと何回?
今しかないこの時間をぜひ大切に過ごしてくださいね。
きっとその時間は、親御さんとお子さんの心の中の宝物になるはずです。
『あんなにあんなに』はすぐに読める絵本です。
読んだらちょっと泣いちゃうかも。
ぜひ広場に来て手に取ってみてくださいね。