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「あそびの広場」だより(2023年8月3日更新)

こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋 あそびの広場です。

猛暑お見舞い申し上げます!!
連日の"熱中症警戒アラート"情報や、外に出たとたんのあまりの暑さに、出掛けることが不安になったり、おっくうに感じたりしていませんか?

家の中も、クーラーで冷えすぎていたり、運動不足やストレスが溜まり、身体のあちこちが凝り固まって、だるく無気力になったりしていませんか。
ようやく出掛けても、暑さに慣れていないからだはうまく汗をかけなくて、熱中症のリスクも高まりそうです。
こまめな水分補給や栄養補給とともに、家の中にいても適度な運動や入浴などで発汗を促し、汗腺を鍛えることの大切さについてお伝えしたいと思います。

皮膚にある「汗腺」は汗を作り、体温調節作用をしている「エクリン汗腺」と小規模な排泄作用をしている「アポクリン汗腺」の2種類があります。
汗をかくと、その水分が蒸発する時に皮膚の表面から熱を奪って体温を下げ、体温が上がり過ぎないように調節しています。
全ての汗腺のうち、活動している汗腺のことを能動汗腺といいます。
汗腺の数は生まれた時から大人と変わりませんが、能動汗腺の数は成長とともに増加し、2~3歳ごろまでに発汗機能が完成するといわれています。
体温調節機能の成熟のためには、発汗機能が完成するまでのこの時期に、適度に汗をかく生活を送る必要がありそうです。
能動汗腺が少ないとバテやすく、熱中症や自律神経失調症のリスクも増えるそうです。
エクリン汗腺の数は、200~500万個、環境や地域によって違い、日本人の能動汗腺は230万個位といわれますが、近年は、エアコンの普及や運動量の低下により、汗をかく必要が低下したため、子ども達は今やその半分くらいではないかと予測されています。

一方、大人も衰えた汗腺の機能を高めるために、汗ばむ程度の軽い有酸素運動や入浴が効果的といわれます。
育児中のママは、ゆっくり入浴する暇などないかもしれませんが、わが子を悪戦苦闘しながら育て、汗だくでお風呂に入れている時、既に発汗機能は高められているのかもしれませんね。
入浴後の部屋をエアコンで冷やしすぎるとせっかく開いた汗腺が閉じてしまうそうなので、多少不快に感じるかもしれませんが、発汗機能を高めるトレーニングと思って冷房はほどほどにしましょう。

また、食事面では、大豆製品を積極的にとると良いそうです。
大豆に含まれるイソフラボンには、発汗を調整する働きがあり、また、レシチンはたんぱく質や脂肪をエネルギーに変える時に必要な成分であり、夏バテ予防になるのだそうです。

これからも暑い日が続きますが、健康的な汗をかきつつ、お気をつけてお越しくださいね。

最後に、8月17日(木)は京都文教大学の夏季一斉休暇期間(8/11~17)のため、「あそびの広場」は、お休みとなります。
お間違えになりませんようにお願い致します。
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