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こんにちは。
ぶんきょうサテキャン伏見大手筋　あそびの広場です。

寒中お見舞い申し上げます。
日本中に大寒波が到来し、ひと時雪景色の美しさに感動しながらも、体の芯から冷え込む日々に、春の訪れを待ちわびる今日この頃です。

2月4日は立春ですね。その前日が節分で、季節を分けるという意味があるそうです。
季節の変わり目には邪気（＝鬼）が生じると考えられており、鬼を払って福を呼び込む行事の一つに、豆まきがあります。
私達も心の中の鬼を追い出して、穏やかな気持ちになれますように・・。

心の中の鬼といっても、人それぞれではありますが、子育ての過程で湧きおこる負の感情や衝動に戸惑い、傷つき、ひとりで辛い思いをひそかに抱えているお母さまはそう珍しくはないように思います。
子育ての営みは、自分自身の子ども時代を心の中で生きなおす時間でもあります。
誰にも忘れていた幼い頃の辛い経験はあると思いますが、心の整理が手つかずのまま、怒りや悲しみが大きすぎる場合には、母親になった自分を脅かすことがあります。
また、小さな命を守る責任を負い、外の世界と切り離され、会話もできない我が子との濃密な時間には、今まで感じたことのない孤独も経験されているかもしれません。

そのような負の感情も、誰かに話せることが、そこから抜け出していく一歩になるかもしれません。
言葉にして誰かに話すことで、自分を脅かすその「なにか」を自分から引き離し、距離をおいて眺めることができます。
受け止めてくれる誰かに向かって話すことによって、その言葉が誰かと共有され、ひとりでは怖くて眺められないそのなにかを見つめ直すことが出来るようになるのです。
もちろん、話す相手は慎重に選ばなければなりませんが・・。

また、この時期は少しずつ別れの予感がはじまる頃でもあります。
1年を通じて出会えたお子さまやお母さまには、それぞれの事情もあり次のステージに進んでいかれる方もいらっしゃいます。
縁あって出会えた方々とお別れすることはとても寂しいですが、お子様が産まれて間もない大切な時期に、関わらせて頂けたことは大変幸せなことと思っております。

あそびの広場で過ごした時間が、楽しい思い出となっていたなら、とても嬉しいです。
そして、これからもたくさんの人やものとの出会いを、おおいに楽しんで欲しいと心から願っています。