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2019年度京都文教公開講座「シリーズ寺子屋」
第2回 みんなで歌って身も心も健幸に!!
日時： 2019年11月22日（金） 15:00 - 16:30
於： 浄土宗佛國山地蔵院正定寺

今年度より始まった新しい公開講座「シリーズ寺子屋」。
第2回は滋賀県草津市にある浄土宗佛國寺地蔵院正定寺を会場に、講師は同寺前住職・佐々木昭道上人です。

今回会場となった正定寺は旧東海道草津宿にあり、16世紀から続く古寺です。草津駅前の喧噪からは少し離れており、近くには酒蔵や草津宿本陣があるなど、古い街並みに囲まれた静かな場所にありました。

そんなお寺にギターの音色と前住職の歌声が響きます。
佐々木上人は「ギター坊主」の異名を持ち、本学の職員として在職していた頃に結成したバンド「槇島プレイボーズ」はまもなく結成50年を迎えるとのこと。

そして、ギター坊主の特徴はただ「歌う」だけでは無く、仏教に関する話も交えながら、難しい経典の意味をわかりやすく、時折ジョークを交えつつ、気がつけばみんな笑顔でギター坊主の演奏に合わせて一緒に歌を歌ってしまうということです。

今回のお話は、「今日も健幸あ・い・う・え・お」ということで、

「あ」　なたらしく
「い」　まを生きよう
「う」　えをむいて
「え」　がおを忘れず
「お」　かげさまで行き往こう

と「あいうえお作文」形式で、「天上天下唯我独尊」、「無量寿」、「諸行無常、汝達精進せよ（『遺教経』）」、「布施行」など、作文の内容に結びつくような仏教の話を歌の合間に挟んで、独特のテンポで講座が進みます。

最後は「滋賀県民はこれを歌わないと終われない」ということで「琵琶湖周航の歌」をみんなで歌って、お開きとなりました。