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2015年度より、伏見の観光振興のため、「伏見桃山・中書島ゆらふプロジェクト」が立ち上がりました。「ゆらふ」とは、古語でとどまるという意味があり、歴史と日本酒のまち伏見に滞在いただきたいという願いを込めて、名付けられました。本取組は、京都駅南口のリニューアルを機に、京都の玄関口と伏見の観光スポットを直結する新たな交通ネットワークの構築についての研究や、魅力的な観光プログラムや外国人を含む観光客の受入れ推進などの検討や取組を、観光協会・地元事業者・行政・大学等と知恵と力を出し合って行い、伏見区の魅力を高めることを目的としています。

京都市への観光客のリピーター率の高さに注目し、京都観光のリピーター層を主な対象とし、伏見の魅力発信に重点を置くことといたしました。統計上、伏見に訪れる観光客は京都市他地域と比較して、まだまだ少ない状況を鑑み、今年度の活動の一環として、伏見の観光情報の発信のため、地元のみなさんが考案し、『まだまだ知らない京都旅　京都には○○がある！　「伏見桃山中書島　半日散歩～日本酒のまち～」』と題したマップを作成しました。今回は第一弾として、国内外で注目が高い「日本酒」をテーマとし、古くから酒蔵のまちとして、酒づくりが盛んな伏見の魅力をお伝えします。