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【報告】プロジェクト科目(地域)<地域の中で「歴史」を共有する>クラスが報告書を作成しました

本学では、宇治市広野公民館・宇治市生涯学習センターとの協働事業として、2012年度より「広野今昔しゃべり場」を月1回開催しています。これは、30年以上続く土地区画整理事業により、大きく変わりつつある宇治市広野地域について、「広野の今と昔」をテーマに、地域の方々がざっくばらんに語り合い、それを記録として残すことを目的としています。
本事業に今年度から学生も参画するようになりました。プロジェクト科目(地域)【地域の中で「歴史」を共有するクラス】の受講生6名は、"しゃべり場"で得た情報をもとにテーマを決め、地域の方々にご協力を頂きながら、担当教員の小林康正教授(総合社会学部)の指導のもと、調査研究を行いました。

学生各自のテーマは以下のとおりです。
1)子どもたちの暮らしはどう変わったか
2)「戦後」の近代化と生活の変化から学ぶこと
3)弁当を通してみる「戦後」
4)鉄道で思い出す「戦後」
5)「戦後」の遊びを追体験する
6)金毘羅まつりと露店

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調査研究にあたっては、"しゃべり場"事業に参加する市民の方々4名へのインタビュー調査やフィールドワーク、広野公民館利用者や近隣の宇治市立大久保小学校6年生児童140名へのアンケート調査等、多数の広野地域関係者にご協力いただきました。改めまして、心より感謝申し上げます。

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これら研究成果は、プロジェクト科目(地域)合同成果発表会で報告し、最優秀プロジェクトを受賞したほか、京都府「1(ひと)まち1(ひと)キャンパス事業(「ともいきキャンパスin宇治」で育む地域人材の育成)」により、成果報告書として冊子にまとめました。※広野公民館をはじめ、市内施設へ寄贈予定

また、これらのお話を台本にまとめ、毎年7月10日に開催される地域のお祭り「金毘羅まつり」において、【ひろの人形劇】として上演を予定しており、地域の歴史を紡ぐ取組みとして、今後も展開してまいります。

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