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【報告】地域連携学生プロジェクト2016 成果報告会を開催しました

3月2日(木)、本学にて地域連携学生プロジェクトの成果報告会が開かれ、本年度採択された4プロジェクトが、1年間の活動の成果と課題を発表しました。

トップバッターは、今年度新たに誕生した食育をテーマにした「子どもの農業体験応援団」。近畿農政局と伏見区にあるはなぶさ保育園と連携し、園児たちと共の田植えから稲刈りまでを行い、お米のを通して食の大切さを伝える活動を行なってきました。学生がお米について学び、園児たちに紙芝居や劇を用いて伝えるなど、伝え方にも工夫を凝らしました。
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続いて、今年で7年目となるベテランプロジェクト「宇治☆茶レンジャー」です。宇治茶を学び、それを伝える取り組みを行っています。これまで6年続けてきた人気イベント「聞き茶巡り」を大胆にリニューアルさせ、学生の学びを直接参加者に伝える宇治茶ツアーを実施しました。そのために、今まで以上に宇治茶の勉強に力を入れ、イベントは成功しましたが、新たな課題も出てきました。チャレンジする姿勢と成果と課題の明確さが評価されました。
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続いて、宇治橋通り商店街連携し商店街の更なる活性化に取り組む「商店街活性化隊 しあわせ工房 CanVas」です。2月に行われたプロジェクト主催によるまちあるきイベント「宇治ロゲイニング」を中心に、独自企画、商店街イベントへの参画、通年通した商店街広報支援について発表しました。
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最後は、宇治を舞台としたアニメ作品「響け!ユーフォニアム」を通して、アニメファンと地域とを繋げる活動を行う「響け!元気に応援プロジェクト」。毎月2回、ぶんきょうサテキャン宇治橋通りで開いているファン休憩所、2月に1度ペースで行われるイベントととにかく活発に行われた活動について評価されました。また、昨年末でテレビアニメの放送が終了したことを受け、今後、この作品を「文化」として地域に定着させることの必要性とその具体的方法が来年度の取り組み課題として述べられました。
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どのプロジェクトも、自分たちの活動についてよく振り返っており、約2時間の報告会はあっという間でした。来年度、活動の継続を決めているプロジェクトも多く、さらに活発な動きが期待される会となりました。

報告会に際し、選考会でもお世話になった外部審査員の皆さん、また学生たちの報告を見守ってくださった宇治市高齢者アカデミーをはじめご来場いただいた皆さんありがとうございました。

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