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【報告】京都文教大学COC事業「中間報告シンポジウム」を開催しました

本学は、平成26年に文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受けました。「京都府南部地域ともいき(共生)キャンパスで育てる地域人材」をテーマに、大学のリソースを地域の発展に、また、地域の力を大学教育へ活かして、大学と地域がともに発展していけるよう、宇治市、京都市伏見区と連携して様々な取組を行っています。

 2月10日(金)、採択から3年となった本事業の中間報告の機会として、「COC事業中間報告シンポジウム」を開催しました。当日は、終日盛りだくさんのプログラムで、これまでのCOC事業を振り返り、これからの取組みについて考える機会となりました。

 午前は、本学と地域住民、行政、団体、企業が連携・協働して地域課題に取組む「ともいき研究」(「地域志向協働研究」・「地域志向教育研究 ともいき研究助成事業」)の平成28年度研究成果報告会を開催しました。<福祉><子育て支援・教育><コミュニティ・防災><観光・まちづくり・産業>の4会場に分かれ、20の共同研究プロジェクトが研究の成果を報告しました。本学教員と共に研究を行う地域の方をはじめ、各テーマに興味をもたれた一般参加者など、のべ約140名の参加がありました。

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 昼食会場として開放した誓弘館G104教室では、地域連携学生プロジェクトが、それぞれの活動について、ポスターセッションを行いました。

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 午後からは、「COC事業中間報告・パネルディスカッション(公開型外部評価委員会)」「京都府南部地域まちづくりミーティング」を開催しました。これまでの取組について、本事業で携わった学生、行政、企業、地域の方々にご登壇いただき、生の「声」を交えながら、教育・研究・社会貢献それぞれの事業について、担当教員よりご報告するともに、本年度より参画したCOC+事業(地(知)の拠点大学による地方創生推進事業)の概要、次年度以降に向けた展望について説明しました。

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 これらの報告を受けてのパネルディスカッションでは、連携自治体の宇治市長、京都市伏見区長や他大学学長ほか計8名の本学COC事業外部評価委員の方々にご登壇いただき、約3年の取組について一定の成果の評価を頂くとともに、残り2年の事業終了後を見据えての予算の獲得や事業体制の整備について貴重なご意見を頂戴しました。

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 なお、今回は外部評価委員のみならず、本シンポジウムにご参加頂いた皆さまからの評価を頂くために、「評価アンケート」を実施するとともに、直接ご意見を頂く機会として、「京都府南部地域まちづくりミーティング」を開催しました。約60名の方にご参加いただき、本学COC事業の教育・研究・社会貢献・事業全般について、評価できる点や改善点、提案事項等、自由に意見交換を行いました。

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