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【報告】地域連携学生プロジェクト2016 採択選考会を行いました

2016年5月18日(水)、今年度の地域連携学生プロジェクトの採択選考会が開かれました。

今年度は、新規1件、継続3件の計4つのプロジェクトが申請を出し、この日は、学内外の審査員と一般聴講者の前で、公開プレゼンテーションを行いました。事前に提出いただいた申請書と今回のプレゼンテーションが評価対象となります。

今回申請したプロジェクトは、以下の4団体です。
①新規プロジェクト「子どもの農業体験応援団」
(アドバイザー教員:臨床心理学部教育福祉心理学科 教授 中島千惠先生)
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子どもたちのお米との関わりの減少という課題に取り組むプロジェクト。農林水産省近畿農政局、はやぶさ保育園(伏見区)と連携し、プロジェクトメンバーの学生が子どもたちと一緒に農業体験(お米栽培)を通して「食」について考えていきます。

②継続プロジェクト「宇治☆茶レンジャー」
(アドバイザー教員:総合社会学部 教授 森正美先生)
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7年目の継続プロジェクトで、宇治茶の魅力発信に努めていきます。地域にも根付いてきている「宇治茶スタンプラリー」の実施をはじめ、宇治茶に触れるイベントやお茶の淹れ方のワークショップなどを展開していきます。また、これまでにも実施してきた「聞き茶巡り(参加者がお茶屋さんを巡り、店主さんとの会話と美味しい宇治茶を味わうイベント)」を、学生ガイド付きのツアー形式に変更し、より観光とリンクした催しへ転換を図っていきます。

③継続プロジェクト「商店街活性化隊 しあわせ工房 CanVas」
(アドバイザー教員:総合社会学部 準教授 片山明久先生/総合社会学部 講師 東正志先生)
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3年目の継続プロジェクト。宇治橋通商店街振興組合と連携しながら商店街の魅力発信に努めます。プロジェクトメンバーが商店街のお店を取材し、個性的な店主さんや魅力的な商品を紹介する「イチ推しプレート」の作成や、今年度新たに商店街の公式ホームページの更新にも携わっていきます。

④継続プロジェクト「響け!元気に応援プロジェクト」
(アドバイザー教員:総合社会学部 準教授 片山明久先生)
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宇治を舞台にしたアニメ作品「響け!ユーフォニアム」を通して、地域とファンをつなげていく取組を行うプロジェクトです。昨年発足し、手探りで1年間進めていくなかで、少しずつ成果も上がってきました。現在の映画公開や秋からは続編も放送されるなかで、宇治を訪れるファンは増加してきています。単発のイベント実施だけでなく、月に2回、宇治橋通りのサテキャンでファンが集える場所を設けるなど、ファンの居場所づくりとファンを迎え入れる土壌づくりをより一層強化していきます。

今回の選考会は、どのプロジェクトもこれまで以上にわかりやすいプレゼンテーションで、選考委員からの質問にも端的に分かりやすく答えていました。採択結果の発表は5月26日ですが、すでに新メンバーの募集や研修などプロジェクトは動きはじめています。今年度の地域連携学生プロジェクトの活躍にご期待ください。

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