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【報告】一回生必修科目「地域入門」全講義が終了しました

9月25日(金)からスタートした「地域入門」ですが、12月4日(金)が最終授業でした。

「地域入門」は今年度スタートした新しい科目です。
受講生は、『①地域で学び、地域に役立つ視点、②本学の学生の学習活動の主なフィールドとなる宇治市や伏見区の実情を知ること、③地域課題に関心を持ち、それらの課題が一人一人にとって他人事ではないこと』を学ぶ目的として学習してきました。

受講生は毎回の授業でその日の授業テーマに基づき、ワークシートを仕上げ、その授業の学びの成果としてきました。
10月16日(金)の授業では、京都市伏見区と京都府山城広域振興局の方に、10月23日(金)の授業では、宇治市の方にお越しいただき、それぞれの地域の現状と課題を紹介いただき、受講生はグループワークを行いました。
11月6日(金)の授業では、受講生それぞれが所属する学部、学科の学びや将来が地域とどう関わっているのかを学び、自分が所属していない学部についてもどのように地域と関わっているのかを学びました。
初回の授業では、「地域」と聞くと、「私とは無関係」と「僕には関係ない」と思っていた受講生も、自分自身の学びが「地域」とつながっていることを知り、ワークシートの記入内容も非常に前向きに、量も多く変化してきました。
11月20日(金)の授業では、本学の学びの中で、「地域」の現場に出て行く代表的な科目「現場実践教育科目」について学習しました。4名の先輩学生が「なぜ、その科目を受講したのか」、「どんなことを学んだのか?」などの発表を行い、その後は受講生とディスカッションを行いました。
11月27日(金)の授業では、地域の現場で活動する本学の「地域連携学生プロジェクト」の発表、地域の現場で活躍される卒業生の話しを聞き、受講生とディスカッションを行いました。
この両日のディスカッションでは、約450名が一堂に会する会場でしたが、受講生から非常に積極的に質問が飛び、受講生は自分の近い将来、大学卒業後の将来をイメージしていたようでした。
受講生のワークシートのコメントを見ると、「これが求めていた授業でした!」、「2回生以上にどう学んでいこうか考えるきっかけになりました」などの前向きなコメントが非常に多かったです。受講生の「地域」に関する想いが少しずつ変化してきている様子も感じました。

そして、12月4日(金)の最終授業。
今までの授業のリフレクションを行いました。受講生はこのリフレクションを生かして、学期末課題を仕上げます。
「地域」は遠い存在ではなく、ひとりひとりにとって身近なものです。受講生たちがこの全8回の授業で学んだことを生かし、今後は地元、今住んでいる地域の課題について考え、地域に貢献できる「ともいき人材」への第一歩となることを願っています。

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