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【報告】文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択記念講演会を開催しました。

 平成26年度文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に、本学の『京都府南部地域ともいき(共生)キャンパスで育てる地域人材』が採択された記念と本学教職員の研修会も兼ねた講演会が12月17日(水)に開催されました。教職員、学生、地域住民など、約100名が参加しました。

 平岡学長が開会の挨拶で、本事業名にもある「ともいき(共生)キャンパス」への思いを、建学の理念や今後の本学のあり方、方向性なども交えて、お話ししました。

京都文教大学学長 平岡聡

続いて、森正美地域協働研究教育センター長が本学のCOC事業の概要について説明しました。エリアとしての「地の拠点」、大学の研究・専門性と教育・人材育成として学生を育てる「知の拠点」、本学の建学の理念としての「共生(ともいき)」を通じた「きっかけづくり・場づくり・人づくり・仕組みづくり」など、今回の事業のもととなる考え方をわかりやすく伝えました。
併せて、具体的な教育・研究・社会貢献の取組内容について、現状報告も兼ねて説明しました。

森 正美 地域協働研究教育センター長

最後に「松本大学が考える大学教育とCOC」をテーマに、松本大学の住吉廣行学長にご講演いただきました。

松本大学は昨年度に大学COC事業に採択され、長野・松本地区で先進的な取組をされています。大学の任務としての地域人財育成や現場から理論への教育手法をもとにした地域連携の実践例、地域社会と連携した教育を通じて、「実社会の問題」と「学生の自らの生き方」をいかに関係づけていくかなどについて、具体的な取組事例を交え、紹介していただきました。

地元の企業や行政と連携した健康づくり、まちづくり・人づくり、高・大・自治体連携の取組など、今後、本学が大学COC事業を展開していくためのヒントがたくさん詰まった講演会となりました。

住吉廣行氏(松本大学学長)

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