Event info

【報告】京都文教学園110周年記念事業 京都文教大学地域協働研究教育センター開設記念講演会「ソーシャルデザイン:地域課題を解決する創造的手法」を開催しました。

12月6日(土)に、社会課題をデザインの力で解決するソーシャルデザイン分野の第一人者である筧裕介さん(issue+design)をお迎えし、京都文教学園110周年記念事業 京都文教大学地域協働研究教育センター開設記念講演会「ソーシャルデザイン:地域課題を解決する創造的手法」を開催いたしました。
筧さんが代表を務める市民参加型ソーシャルデザインプロジェクトissue+designでは、震災時の避難所運営を支える「できますゼッケン」、現代育児のさまざまな課題解決につながる「親子健康手帳」、住民主役の地域観光のための「Community Travel Guide」、若者向けうつ・自殺予防ウェブサービス「ストレスマウンテン」など、多様な地域課題に対するプロジェクトを立ち上げ、取組まれています。
筧さんは、地域社会が抱える課題を提示された上で、ソーシャルデザインの基本的な考え方や地域課題に取組むためのアイデア、他者と共に取組む"協働"のヒントなど、これまでのご自身の活動例を挙げて講演いただきました。
当日は100名以上の学生・教職員・地域のみなさんが参加し、会場は熱気に包まれました。質疑応答の時間では、たくさんの質問が出され、あっという間に講演会終了時刻に。公助型から自助・共助型の地域解決へ、そこに行政が支援し、住民は仲間をつくり、"自分ごと"として取組んでいくこと。協働して地域課題に取組むことを学んだ1日となりました。

ページトップに戻る