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【実施報告】2011/9/23 『日本の心理療法ー国際編ー』

【シンポジウム】

  • 樋口和彦(AJAJ終身名誉会長、京都文教大学前学長)
    『心理療法における「美的なもの」について』
  • 遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所所長)
    「西洋のサイコセラピーと日本の心性」
  • ウルスラ・ヴァイス(ユング派分析家、京都文教大学客員研究員)
    「歎異抄、昔話そして分析」(通訳 芝田和果)
  • ポール・クーグラー(ユング派分析家)
    「分析心理学と表現・芸術療法-西洋と東洋との出会い-」(通訳 松本寿弥)
  • 樋口和彦
    「クーグラー発表に対するコメント・討論」
  • 名取琢自(京都文教大学教授)
    「海外の心理臨床家との出会いを通して」
  • 吉村夕里(京都文教大学教授)
    「日本的風土と精神医療の出会い」

司会:秋田 巌・名取琢自
通訳:松本寿弥(臨床心理士)、芝田和果(京都文教大学大学院臨床心理学研究科M1)

2011年9月23日(金)13:00-18:00
会場:京都文教大学 弘誓館 G102教室

 日本独自の心理臨床のありかたについて探求する連続シンポジウムの一環として、ユング派分析家であるポール・クーグラー先生とウルスラ・ヴァイス先生、日本ユング心理学会終身名誉会長である樋口和彦元本学学長、長谷川メンタルヘルス研究所所長の遊佐安一郎先生、本学からは名取琢自先生と吉村夕里先生にご出席いただき、秋田巌所長の司会のもとで、国際比較の視点からの報告とディスカッションを行いました。心理療法の技法やセラピストそのものの在り方、また「日本の風土」との関連性など、多岐にわたる議論が展開されました。