What’s New

What’s New

「入学金納入期日延期制度」の導入について

― 「ともいき」の精神で支える、受験生の進路選択と経済的負担の軽減 ―


京都文教大学は、2026年度入試より、併願制入試で本学に合格した方のうち、他大学の受験を継続される受験生を対象に、「入学金納入期日延期制度」を新たに導入しました。
 入学金を一度納めてから返金する方式ではなく、本学への入学意思が固まってから入学金を納めていただけるよう、「入学金納入期日延期願」の提出によって納入期日そのものを後ろ倒しすることで、受験生・保護者の皆さまの経済的負担軽減を図ります。

1.制度導入の背景
近年、総合型選抜や学校推薦型選抜など受験機会の多様化に伴い、複数大学を併願する受験生が増えています。その結果、最終的には進学しない大学にも入学金を納めざるを得ないケースが生じ、受験生・保護者の経済的負担が大きな課題となっています。
京都文教大学では、こうした社会的な状況を重く受け止め、2026年度入試において受験生の負担軽減につながる具体的な仕組みとして、「入学金納入期日延期制度」を導入することとしました。

2.京都文教大学「入学金納入期日延期制度」の概要
本学が新たに導入する「入学金納入期日延期制度」は、併願制入試の合格者のうち、他大学の受験を継続される方を対象に、所定の手続きを行うことで入学金の納入期日を後ろに延ばすことができる制度です。
(1)対象
2026年度入試における併願制入試の合格者のうち、他大学への出願・受験を継続する方(※対象となる入試方式の詳細は入試要項等でご確認ください)
(2)制度のポイント
通常は、合格後の一次手続き(または一括手続き)締切日までに入学金を納入いただきますが、所定の「入学金納入期日延期願」を提出することで、入学金の納入期日を延期することができます。
他大学の合格発表のタイミングに合わせ、延期期日をⅢ期(1月中旬・2月下旬・3月下旬)に分けて設定します。
これにより、本学に合格した状態を保ったまま、他大学の合否結果や進路を十分に検討したうえで、「本学に入学する」と決めてから入学金を納めることが可能になります。
一度納入された入学金の返還は行わず、そもそもの納付時期を後ろ倒しすることで、「支払ってから返金を待つ」負担ではなく、「支払い自体を待てる」仕組みとしています。

▶参考:2026年度入学試験要項「入学納入期日延期手続き

3.「ともいき」の精神に基づく本学の方針
京都文教大学は、学園の教育理念である「ともいき」の精神のもと、自他共に幸せを感じられる共生社会の実現をめざし、学生一人ひとりに丁寧に向き合うことを重視しています。本学は、大学生や地域の皆様にとっての「居場所」であり、多様な出会いや学び、そして成長した自分との出会いを通して、京都文教大学に「出会えてよかった」と感じていただける大学であることを目指しています。
本学ではこれまでも、「通信学習経験者推薦」や「全国児童養護施設推薦」、「多文化共生社会推薦」など、多様な背景を持つ受験生の学びの機会を設けてきました。
今回導入する「入学金納入期日延期制度」は、こうした理念を受験生および保護者の経済的負担軽減というかたちで具体化したものであり、受験生が将来の進路を慎重かつ主体的に選択できる環境づくりを一層進めてまいります。

4.今後の展開
京都文教大学では、今後も、
・入学料・授業料等に関する情報の分かりやすい発信
・経済的事情を抱える学生への支援の充実
・学生や地域の皆様にとっての「居場所」としての大学づくり
に取り組んでまいります。
受験生・保護者の皆さまに、「京都文教大学に出会えてよかった」と感じていただけるよう、教育・学生支援・入試制度の一体的な改善に努めてまいります。

5.本件に関するお問い合わせ先
京都文教大学 入学センター
 〒611-0041 京都府宇治市槇島町千足80
TEL:0774-25-2488  E-mail:admission@po.kbu.ac.jp

このページの先頭へ