京都文教大学・京都文教短期大学の在学生および保証人の皆様
学校法人京都文教学園は、2026年4月、京都文教大学附属宇治高等学校(通信制/単位制/普通科)を新たに宇治キャンパスに開校予定です(認可申請中)。
本学園は、創立以来仏教精神に基づき教育を実践してまいりました。そうした教育実践の中でも大切にしている 摂取不捨(ひとりも取り残さない) という教えは、どのような状況にあっても、すべての人々の学びの可能性を信じ、それを支え続けることの重要性を示しています。
現代社会は、個々の多様な学びのニーズに応えることが不可欠となっています。通信制高校の開設は、このような「ひとりも取り残さない」という教えを体現するものの一つです。あらゆる若者たちに、学びの機会を提供し、その可能性を最大限に引き出すことが、我々の果たすべき社会的使命であると考えます。
キャンパスを共有することで、在学生の皆さんには、多様な背景を持つ人々との交流を通じて、より広い視野と深い人間性を育む機会が生まれます。これぞまさに、多様な人々が生かし合う「ともいきキャンパス」です。これは、社会に出た後、皆さんが直面するであろう多様な価値観を理解する上での貴重な財産となるでしょう。
私たちは、この新たな挑戦が、京都文教学園の教育をさらに豊かにし、未来を担う人材を育む基盤となると確信しております。在学生の皆さんが、この取り組みを誇りに思えるよう、学園全体で環境整備に努めてまいります。
京都文教大学・京都文教短期大学の在学生および保証人の皆様
学校法人京都文教学園は、2026年4月、京都文教大学附属宇治高等学校(通信制/単位制/普通科)を新たに宇治キャンパスに開校予定です(認可申請中)。
大学は、様々な背景を持つ人々が集い、共に学ぶ「開かれた場」です。京都文教大学・短期大学では、小さなお子さん連れの親子、社会人・シニア学生や企業や自治体の方々など、多様な人々が集い豊かな交流と学びの場となる「ともいき」キャンパスの創造に取り組んできました。今回の通信制高校の開設も、これからの時代の学びを生み出すための新たなチャレンジです。
高校生世代の生徒さんたちとキャンパスを共有することは、在学生の皆さんにとっても新しい気づきや刺激をもたらし、より豊かな学びへとつながるでしょう。
学習環境や安全面については、大学、短期大学、通信制高校それぞれの授業に支障が生じないよう、また、学生、生徒の皆さんが安心して過ごせるよう、万全の体制を整えていきます。一部の施設は大学、短期大学、通信制高校との共用となりますが、運用ルールを明確にし、お互いが気持ちよく利用できる環境づくりを進めてまいります。
本学は、学生一人ひとりが主体的に学び、自らの手で未来を切り拓くことを目指しています。通信制高校の生徒も、同じ学園の建学の精神のもとで学ぶ仲間としてキャンパスを共に利用し、互いの成長を支え合う関係を築くことを期待しています。
皆さんには、この新しい試みを、既存の学びの枠を超え、互いに高め合う機会として捉えていただければ幸いです。これからも、皆さんの声に耳を傾けながら、より良い教育環境の構築に努めてまいります。
京都文教大学学長 森 正美
京都文教短期大学学長 森井 秀樹