- ホーム
- What's New
- 訃報 西川 祐子 京都文教大学名誉教授がご逝去されました
訃報 西川 祐子 京都文教大学名誉教授がご逝去されました
本学の元・人間学部教授で本学名誉教授の西川 祐子(にしかわ ゆうこ)先生が、2024年6月12日に逝去されました(享年88歳:満年齢86歳)のでお知らせいたします。葬儀・告別式は、すでにご家族および近親者の方により執り行われました。香典・献花等はご辞退されています。
【西川 祐子 名誉教授 略歴】
1937年9月15日 東京都生まれ
【専門】
女性史、ジェンダー論、日本とフランスの近現代文学研究
【略歴】
1966年 | 京都大学大学院文学研究科博士課程修了 |
1969年 | パリ大学で文学博士号取得 |
1996~2008年 | 京都文教大学人間学部教授 |
2006~2008年 | 京都文教大学人間学研究所所長 |
2022年~ | 京都文教大学名誉教授 |
【主な受賞歴等】
・2017年 京都新聞大賞文化学術賞(『古都の占領 生活史からみる京都1945-1952』(平凡社/2017年))
・2023年 令和5年度京都市文化功労者
【主な活動等】
・『森の家の巫女 高群逸枝』(新潮社/1982年)/新書版(第三文明社/1990年)
・『女性とは何か(上・下)』(共訳/人文書院/昭和1983年)
・『花の妹 岸田俊子伝』(新潮社/1986年)/文庫版(岩波書店/2019年)
・『私語り樋口一葉』(リブロポート/1992年)/文庫版(岩波書店/2011年)
・『借家と持ち家の文学史 「私」のうつわの物語』(三省堂/1998年)/【増補】文庫版(平凡社/2023年)
・『共同研究 男性論』(共著/人文書院/1999年)
・『近代国家と家族モデル』(吉川弘文館/2000年)
・『京都フィールドワークのススメ あるく・みる・きく・よむ』(共著/昭和堂/2003年)
・『住まいと家族をめぐる物語 男の家、女の家、性別のない部屋』(集英社/2004年)
・『共同研究 戦後の生活記録にまなぶ 鶴見和子文庫との対話・未来への通信』(共著/日本図書センター/2009年)
・『日記をつづるということ 国民教育装置とその逸脱』(吉川弘文館/2009年)
・『フェミニズムの時代を生きて』(共著/岩波書店/2011年)
・『京都発!ニュータウンの「夢」建てなおします 向島からの挑戦』(共著/昭和堂/2015年)
・『古都の占領 生活史からみる京都 1945-1952』(平凡社/2017年)
・『鶴見和子と水俣――共生(ともいき)の思想としての内発的発展論』(共著/藤原書店/2024年)
・『「人間喜劇」総序・金色の眼の娘』(バルザック・著、西川祐子・翻訳/岩波書店/2024年)
この件に関する問い合わせ
京都文教大学 総務部総務課
〒611-0041 京都府宇治市槇島町千足80
TEL 0774-25-2400 FAX 0774-25-2498 E-mail gas@po.kbu.ac.jp URL http://www.kbu.ac.jp