産業心理臨床家養成プログラム概要

産業心理臨床家養成プログラム

産業精神保健分野での活躍を目指す皆さまへ

うつ病、自殺対策、新入社員の離職など、現代社会において心理的ケアは重要課題となっています。しかし、職場におけるメンタルヘルス対策をどのように進めていけばよいのか、その実効性をどのようにすれば上げられるのか、試行錯誤が続いています。京都文教大学産業メンタルヘルス研究所では、こうした社会的要請に応えるべく、2009年に「産業心理臨床家養成プログラム」を開設しました。 プログラムの講師には、この分野における国内第一級の専門家に加わっていただき、産業場面で有効な心理臨床の技法、産業精神保健に関する知識を網羅的に学ぶことができます。また、臨床心理士、公認心理師、保健師、看護師、キャリアコンサルタント、人事労務スタッフ、産業カウンセラー等、さまざまな職種の方に受講いただき、他職種間の情報交換や学び合いが実現できるよう工夫しています。関心をお持ちの方々の積極的な参加をお待ちしております。

産業心理臨床家養成プログラム

プログラムについて

年間20週40コマの講義を2年間受講していただき、産業保健活動に関する知識を、基礎的なものから実践的なものまで学んでいただけます。内容は、A群(産業心理臨床固有と考えられる実践場面についての知識や技術)、B群(産業心理臨床固有ではないが、産業場面で有用と思われる臨床心理学の技術)、C群(企業、経営、組織など、産業場面で必要となる臨床心理学外の知識)D群(実践指導。事例検討、演習など)の4群から構成されています。受講者は、公認心理師・臨床心理士資格を持つ者から資格取得見込み者(大学院修了者)までを対象としたレベルのものになっていますが、産業現場で健康管理業務を担当する保健師、看護師、人事労務スタッフ、産業カウンセラーや大学院在籍者も受講できるように講義内容に配慮をしています。関心をお持ちの方々の積極的な参加をお待ちしております。

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