学部・大学院

臨床心理学部 学びのステップ(2019年4月入学者対象)

【臨】・・・臨床心理学科   【小】・・・小学校教員養成コース   【保】・・・保育福祉心理コース

● 臨床心理士をめざす人の学びのステップ・・・【臨】【小】【保】
1回生

心理学や臨床心理学の基礎を学習。人間関係について深く考えます。

【主な専門科目】
心理学概論、臨床心理学概論、人間関係基礎論、臨床コミュニケーション論 など

2回生

臨床心理学に関する専門科目を履修。心理学実験の基礎を学びます。

【主な専門科目】
臨床心理学基礎演習、心理療法学、発達心理学、青年期心理学、認知心理学、精神医学、心理統計学、家族臨床心理学、心理学実験査定(初級) など

3回生

箱庭療法などの心理療法やカウンセリングを実践的に学習。

【主な専門科目】
臨床心理学研究法演習、臨床心理学実践演習、心理学実験査定(中級)、精神分析学、ユング心理学、非行と犯罪の心理学 など

4回生

大学院を視野に入れながら自ら設定したテーマを研究し、卒業論文を作成。

【主な専門科目】
臨床心理学総合演習、臨床心理学実践演習、社会人基礎演習、卒業論文 など

臨床心理士としての進路

「こころの専門家」として、「こころの問題」を抱える人々の問題解決の手助けを行います。現代のストレス社会においては、病院・医療の分野はもちろん、保健、福祉、教育、司法など幅広い分野での活躍が期待されています。

● 精神保健福祉士をめざす人の学びのステップ・・・【臨】
1回生

精神保健福祉に関連する社会福祉や心理学の基礎知識を学んでいきます。

【主な専門科目】
社会福祉原論、教育福祉心理学概論、保健医療論 など

2回生

精神保健福祉の歴史、制度などを学びます。実習や演習も始まります。

【主な専門科目】
精神保健福祉論、精神保健福祉援助実習Ⅰ、社会保障論、障害者福祉論 など

3回生

こころの病をもつ人への支援について学びます。実習も本格化します。

【主な専門科目】
精神保健福祉相談援助総論、精神保健福祉援助実習Ⅱ、精神保健学、精神科リハビリテーション学 など

4回生

精神保健福祉士の活動について演習や実習を通して実践的に学びます。

【主な専門科目】
精神保健福祉援助演習(専門)Ⅱ、精神保健福祉援助実習Ⅲ、卒業論文 など

精神保健福祉士としての進路

精神保健福祉分野のプロとして、こころの病や障がいをもつ人たちの福祉サービス施設や医療サービス機関への就労をめざします。また、福祉職の公務員をめざすことも可能。介護保険関連施設や司法施設、学校などのソーシャルワーカーとしてなど、活躍の場は広がっています。

● 小学校教諭をめざす人の学びのステップ・・・【小】
1回生

心理学や臨床心理学の基礎を学ぶとともに、幅広い教養を身につけます。

【主な専門科目】
教育福祉心理学概論、教職入門、教育原論、家族臨床心理学 など

2回生

臨床心理学の専門科目に加え、教員免許取得に必要な教職課程科目を履修。

【主な専門科目】
教育福祉心理学演習、国語、社会、算数、学校インターンシップ、教育課程論 など

3回生

教師に必須の教育指導法などを学び、教育実習に取り組みます。

【主な専門科目】
教育実習、教育実習事前事後指導、教育方法論 など

4回生

教育実習での体験や臨床心理学の学びをもとに、卒業論文を作成。

【主な専門科目】
生徒・進路指導の理論と方法、教職実践実習(小学校)、教育制度論、卒業論文 など

小学校教諭としての進路

教員採用試験に合格するか、私立小学校での採用試験を経て教員として働くことができます。国語、算数、理科、生活などの教科を教えるだけでなく、子どもが抱える「こころの問題」を解決へと導いていくことができる教員が求められています。

● 保育士をめざす人の学びのステップ・・・【保】
1回生

保育の基礎となる知識を中心に体系的に学んでいきます。

【主な専門科目】
教育原理、社会福祉原論、保育原理、教育福祉心理学概論 など

2回生

子どものこころ、発達、保健、福祉に関して総合的に学んでいきます。

【主な専門科目】
保育の心理学、保育表現技術、子どもの食と栄養、保育課程論 など

3回生

子どもの発達を中心に学び、子育て支援や虐待への対応なども取り上げます。実習も始まります。

【主な専門科目】
保育相談支援、保育実習、保育者論、保育内容演習、障がい児保育 など

4回生

保育所や児童福祉施設などの実習を通じて実践的に学んでいきます。

【主な専門科目】
保育実習、コミュニケーションスキル演習(保育実践演習)、卒業論文 など

保育士としての進路

子育て支援のプロとして、保育所や乳児院、児童養護施設などの児童福祉施設、病気や障がいをもつ子どもたちの福祉サービス施設、医療サービス機関への就労をめざします。また、福祉職の公務員をめざすことも可能です。

● 一般企業で心理学の知識を活かしたい人の学びのステップ・・・【臨】【小】【保】
1回生

心理学や臨床心理学の基礎を学び、心理学の観点から人間関係について考えます。

【主な専門科目】
心理学概論、臨床心理学概論、人間関係基礎論、コミュニケーションスキル演習 など

2回生

心理学実験などを通してよりよいコミュニケーションの方法を考えます。

【主な専門科目】
臨床心理学基礎演習、カウンセリング心理学、精神保健学、心理統計学、心理学実験査定(初級)、学習心理学、社会心理学、経済学 など

3回生

少人数制のゼミで各自の関心テーマを追究。深く考える力を養成します。

【主な専門科目】
臨床心理学研究法演習、臨床心理学実践演習、心理学実験査定(中級)、社会に活かす臨床心理学、産業カウンセリング、臨床観察実習 など

4回生

これまでに学んだ専門知識や研究のノウハウを活かして卒業論文を作成。

【主な専門科目】
臨床心理学総合演習、臨床心理学実践演習、社会人基礎演習、卒業論文 など

一般企業での活躍の場(例)

接客や販売など消費者と接する仕事はもちろん、マーケティングやデータ分析などさまざまな業務に心理学の知識を活かすことができます。また、企業内の人事・労務などの分野でカウンセリングのスキルを活かすことも可能です。

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