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人間学研究所公開シンポジウム「日本の大学、このごろ焦ってませんか? ~『社会に役立つ大学』の価値を問う~」

イベント2014/01/22

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開催趣旨

「高等教育の中核」とされる大学について語られる際、いまやかならずといってよいほど用いられるのが「研究と教育」という概念図式である。また、近年になって大学は「社会貢献」という「第三の使命」を担っているものとされ、「社会の役に立つかどうか」という価値基準によって評価されるようにもなっている。

 このようななか、少なくない数の大学が、「社会に有用な人材」を養成する教育機関たることを競い合い、何とかして「社会」における「有用性」を示さなければならないと必死になっている。いまや大学は、かつての「学問の府」という、ある種「社会」の趨勢と緊張関係を保ちながら存立していた存在から、「有用」であることを迫る「社会」から存在証明を得ようとする存在へと様変わりしているようである。

 そこで、本シンポジウムでは、あらためて「研究と教育」という大学を語る際の概念図式を問い直すことを根本の問題意識としながら、大学において「実学」の意味はどう捉えられるべきか、大学における/による「実学」教育は可能であるか、「学校制度のなかの大学」の意味とはどのようなものか、大学は「無用の用」でありうるかなどを問いながら、大学における「教育」のあり方をめぐるさまざまな問題について考え、「現代人と高等教育の意義」について議論を深めていきたい。



 

実施要項

<日時>2014年2月11日(火・)14:00-16:30(開場は13:30より)

<会場>キャンパスプラザ京都 第4講義室

<シンポジスト>

藤田尚志先生(九州産業大学 国際文化学部  講師)

専攻:フランス近現代思想

演題:「大学の時間」

井上義和先生(帝京大学 総合教育センター 准教授)

専攻:教育社会学、歴史社会学

 演題:「参加の時代から参加型の時代へ」

藤本夕衣先生(東京大学 大学総合教育研究センター特任研究員)

専攻:大学教育論、教育思想

 演題:「現代の『社会』における『大学』とは?」

<開会あいさつ> 鑪幹八郎(京都文教大学学長)

<閉会あいさつ> 平岡聡(京都文教大学副学長)

<司会・コーディネーター> 黒宮一太(京都文教大学総合社会学部専任講師)

 ★入場無料・申込不要★

※定員は85名です。満員の場合は入場をお断りさせていただく場合がございます。

※お越しの際には公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。

※イベント当日でのお問い合わせにはお応えできませんのであらかじめご了承ください。

★お問い合わせ★京都文教大学人間学研究所(担当:研究支援課 立石)

メール: human (at) po.kbu.ac.jp 電話:0774-25-2494(研究支援課代表)

本イベントのチラシの詳細は以下のリンクからダウンロードしてください。

140211高等教育シンポジウム.pdf