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「お彼岸」を学ぼう!ギター坊主の仏教語り
本日、3月12日(金)のぶんきょうサテキャン宇治橋通りは、おなじみ「ギター坊主の仏教語り」です。
今日のテーマは「春のお彼岸」。
今回で27回目を迎えるこのイベント、このテーマでお話しされたことも、もう2度ほどあるようですが、今日が初参加のお客様もいらっしゃるので、今まで話せなかった内容を多く入れながらお話スタートです。
国民の祝日に関する法律には、春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
秋分の日は、「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日とされているそうです。
自然をたたえ、自然に感謝し、畏敬の念をもつ、これは私たち農耕民族の特徴のようです。
ヨーロッパのような狩猟民族は、獲物を追って常に移動しながら生活します。どの方角に行けば獲物がいるか、いつ移動を始めれば良いのか、みんながバラバラのことを言ったのでは、進む方向は決まりません。狩猟民族には絶対的な唯一神が必要だったのです。キリスト教という一神教が崇拝されているのはそういった背景があるようです。
しかし、農耕民族は一か所にとどまり、畑を耕し、種をまき、作物を育て・・・その暮らしの中で左右されるのは、天候や気温。太陽の光りに感謝したり、長雨を恐れたり、自分たちの力ではどうにもならないものだからこそ、敬い、恐れ、感謝して祈りをささげたようです。よって日本には古代から、山には山の神、川には川の神、岩には岩の神がいて、八百万の神様を崇拝したようです。

後半は、「仏教」においてのお彼岸をさらに詳しく解説。
お彼岸の期間中は「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」という「六波羅蜜」の修業を行い、日頃の生活を反省し、仏様への信仰の実践週間としても意味づけられているそうです。
「六波羅蜜」の前半に関しては、以前にもお話しいただいたことがあり、今回は後半の「精進」「禅定」「智慧」についての解説でした。
●精進→「精魂こめてひたすら進む」 ことを表します。
勇気やパワー、努力という意味のサンスクリット語「Virya(ヴァーリャ)」から。
●禅定→サンスクリット語「dhyana(ディヤーナ)」から、ディヤーナ→ジャーナ→ジャーン→ゼーン→ゼン (禅)?という語になったようです。意味は、心静かに瞑想し、真理を観察すること。
●智慧→単なる知識ではなく、深い真実の姿を理解し正しい方向に向かうこと。
なかなか難しいおはなしでしたが最後に、あの宮沢賢治の「雨ミノ負ケズ」には、この「六波羅蜜」の考え方が含まれている、と。
有名な「雨ミノマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ・・・」のところは、まさに「精進」!そして全体で「六波羅蜜」すべてのこと表しているのでは・・・という話で締めました。
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今まで、歳時や仏教行事を中心に、ギター坊主こと佐々木先生のお話と歌で進めてきたこのイベントですが、来月からちょっと指向を変えます。
佐々木先生の周りにいらっしゃる、ちょっと変わった人をゲストに招き、ひとつのテーマについての対談を行います。
第一回目のゲストは、現在は京都文教学園の職員であり、元京都女子駅伝のアンカーを務めたこともあるアスリート、中井美々子さんです。
「つなぐ」というテーマのもと、どんな対談になるかお楽しみにっ!!
江崎(記)
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